【質問内容】
OVID-19陽性患者に対してはNPPV、NHFをは使用しないようにしています。しかし、あくまで導入時に陽性とわかっていた場合です。
もし途中で感染してしまえばクラスターの原因となってしまいます。
当院は現状NPPV、NHF開始時、患者すべてを抗原、抗体検査は出来ておりません。正直なところ、使用中に少しでも疑うような所見が出てきて初めて検査をしています。
マンパワーと医療資源の問題があるのだろうと考えます。皆様のところでは購入時、まったく要請を疑われる症状が無くとも全てのNPPV、NHF患者に対し検査を行っておりますでしょうか。していない場合は、検査を行う線引き等があればアドバイス頂ければ幸いです。
【回答1】
COVID-19の呼吸療法についての問い合わせについてですが、少しでも疑いがあるのであれば、対応をしたほうが良いと思われます。
方法としては、NHFはカニューレの上にサージカルマスクをすることで飛散の防止になると思われます。
NPPVについては、呼気ポートの位置によると思いますが、マスク自体に呼気ポートが付いているものに関してはかなりの飛散があると思われるため、使用を控えたほうがいいかと思われます。
ただし、呼気ポートが回路内のみにある場合は呼気ポートより患者側に人工鼻を付けることで飛散防止になると思われます。
標準酸素療法と飛沫飛散距離の比較についてF&P社のHPに載ってますので参考にしてみてください
https://www.fphcare.com/ja-jp/covid-19/nasal-high-flow-therapy-covid-19/